人生のレールは自分で敷く時代。自分らしく生きるためライフプランを真剣に考えよう【人生設計】

100の方法

おうち時間に考えたい。将来のおうちのこと

日常の生活に流されて、棚上げしている自分の将来。
おうち時間にちょっと立ち止まって、じっくり自分と向き合ってみませんか?
これからの人生を自分らしく生きるために、ちょっとした行動から始めてみよう。

人生設計(ライフプラン)は自分で手を動かして考えよう

保険・銀行・証券など金融機関の営業から、ライフプランのシミュレーションを受け取ったことはありませんか?
そして、あなた向けにカスタマイズされたライフプラン・シミュレーションに満足して、ライフプランはもう十分と考えていませんか?

どんなに優れたものであっても、他人の描いたライフプランを信じ切って人生を送ることはできないですよね。
自分の人生を自分でコントロールするために、人生設計は自分で考え、自分の手を動かしてつくることをおすすめします。
他人の描いたライフプランは、参考程度にとどめておきましょう。

さっそく人生設計を考えてみよう

この段階であまり身構える必要はありません。
好きな音楽を流しながら、あるいは、ベランダで外の空気を感じながら、ゆっくり自分と向き合いましょう。

「いつ」「どこで」「誰と」「どんな暮らし」をしたいのか、将来像を具体的にイメージします。
現時点では、男女ともに平均寿命は80歳代、健康寿命は70歳代ですが、健康寿命は伸びる傾向にあるため「人生100年時代」を意識してください。

考えたことは必ず記録に残しましょう。白紙でもスマホやpcのメモ機能でも構いません。
書き方に決まりはないのですが、最初はざっくりと10年ごと(または5年ごと)にライフイベントを書き出していくと作業が捗ります。

一例を挙げると、こんな感じになります。

〜10代・大学(文系)を卒業する
・大学時代はひとり暮らしする
20代・就職する
・職場近くのアパートで暮らす
30代・結婚する
・職場近くの広めのアパートで暮らす
積極的に資産形成に取り組む
40代・第1子・第2子誕生する
・引き続き広めのアパートで暮らす
50代早期退職する
・以降は70歳頃までゆるく働く
60代・第1子・第2子独立する
・中古住宅を購入して暮らす(移住も検討)
70代年金繰り下げ受給する(70歳
・以降は楽隠居する
80代
90代〜
ざっくりとした人生設計(2022.527現在)

人生設計の実現には、生涯の資金計画(マネープラン)が必須です

ところで、考えた人生設計は実現可能なものでしょうか?
お金で何とかなることばかりではありませんが、お金がないと実現できないことが多いのも事実です。
企業では事業計画と一緒に予算を策定します。同じように人生設計と一緒に生涯の資金計画を作成しましょう。
人生設計を考えてどの方向に向かうか決まったから、次は資金計画をつくって実際にレールを敷いていこう、というイメージですね。

資金計画の書き方に決まりはありません。
表形式にして、横軸に年齢、縦軸に収入や支出の項目があればよいだけです。
紙でも表計算ソフトでも慣れたツールを使って、まずは自分で考えながらざっくりと作ってみましょう。
人生設計もそうですが、生涯の資金計画も他人のつくったテンプレートではなく、自分で考えながら作り込んでいくことが重要である、と考えています。
自分で作り込むことで理解が深まっていきますので、他人のテンプレートは資金計画のブラッシュアップの段階で参考にさせてもらいましょう。

人生100年時代の収入の柱・公的年金を知ろう

生涯の資金計画を作り込んでいくと、退職後の収入をどう見込むか、という問題に突き当たります。
公的年金で老後の生活資金をどのくらいカバーできるのかよく試算しましょう。

生涯の資金計画を踏まえて、人生設計を見直しましょう

生涯の資金計画をつくったら、トントンだった、ということはあまりないはずです。
「ちょっと資金的に厳しい」
「思ってたより余裕がある」
どちらかになることが多いのではないでしょうか?
そして、いずれの場合でも資金計画を踏まえて人生設計を見直すことで人生の質の向上させることができるのです。

一例を挙げると、生涯の資金計画をつくった結果「資金計画にかなり余裕がある」とわかり、50歳代で早期退職を決断した、といったケースです。
この場合、資金計画をつくらなければ、そのまま惰性で定年退職まで勤めていたことでしょう。

定期的に人生設計と資金計画を見直しましょう

今回、ざっくりとした人生設計と資金計画をつくってみました。
一度作ってみると情報感度が上がるので、自然と関係する情報が集まってきます。
次に見直すときには、もっと精度の高い人生設計と資金計画ができることでしょう。

何度も見直すことでより「自分の人生のレール」として愛着も湧き、自分で人生をコントロールしているという意識も高まってきますので、ぜひ定期的に見直してみてください。

を見直すことで精度も増しますし、何度も見直すことでより身近に感じるようになるでしょう。
、何度も見直すことで信頼感も

も感じるようになって行きます。

最後になりますが、人生設計と生涯の資金計画は家族(将来の家族を含む)と共有することをおすすめします。

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